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再生医療(幹細胞治療)導入のお知らせ

自己脂肪由来幹細胞を導入致しました。

当院では再生医療「生活習慣病に伴う動脈硬化症に対する自己脂肪由来幹細胞を用いた治療」を導入致しました。

再生医療第二種:(計画番号)NA8230002

再生医療(自己脂肪由来幹細胞治療)とは

幹細胞治療は、損傷した組織や臓器の修復・再生「失ったものを取り戻す」を目的として幹細胞を使用する医療・治療法のことです。病気やケガなどで失われた組織・臓器の再生や、機能の回復を目指す医療のことです。例えば、とかげは尻尾を切っても、再び尻尾が生えてきます。私達人間も、切り傷を負っても自然とかさぶたができて数日後には元通りになりますよね。これらの修復・再生の時に体内で活躍しているのが「幹細胞」であり、その再生力をより高度な医療技術として応用・発展させたものが再生医療です。

適応症と期待される効果

✅動脈硬化

✅糖尿病

✅脂質異常症

✅生活習慣病

✅慢性腎臓病

✅更年期障害

✅アルツハイマー型認知症

✅慢性疼痛

✅肝炎・肝硬変

✅心筋梗塞

✅自己免疫疾患

✅アトピー

など、様々な疾病に対して期待が持てる治療です。

当院では動脈硬化症及び動脈硬化症と疑われる方に向けて幹細胞治療を行っております。

当院の幹細胞治療では、患者様ご本人の身体から採取した幹細胞を体外で培養し、数を増やして身体に戻すことで、血管を修復・再生を促し症状の改善を狙います。血管内の炎症を抑えることで、症状の悪化や進行を防ぐ効果が期待できます。それにより合併症の狭心症や心筋梗塞・脳梗塞・大動脈瘤・腎梗塞・手足の壊死・高血圧・高血糖・脂質異常症・糖尿病・脳卒中・虚血心疾患等の治癒効果も期待できます。

動脈硬化症の一般的対処療法と幹細胞治療との違い

一般的な治療法は、動脈硬化症の進行を抑えることに重点を置き、生活習慣や薬物で血管の健康を維持することを目指します。一方、幹細胞治療(再生医療)は血管の再生や修復を期待出来る新しい治療法です。動脈硬化の発症リスクである高血圧、脂質異常症、糖尿病などに対する治療薬や、血栓の生成を抑止する抗血小板剤、抗凝固剤は複数存在しますが、動脈硬化の改善を直接促す本質的かつ有効な薬剤は未だ開発されていません。

幹細胞による治療により、動脈硬化による炎症の抑制と血管新生効果が期待でき、動脈硬化症により発生した虚血症状の改善を促す可能性があります。動脈硬化症が原因となる心筋梗塞や脳卒中など、突然死や後遺症が残るなどの危機的な状況にならないようにするためにも幹細胞(再生医療)による治療が期待されています。

もちろん、動脈硬化発症因子である食事・運動・禁煙等の生活習慣の改善は大事です。