幹細胞治療は効果なし?≪再生医療の実際のところ≫

幹細胞治療は効果なし?
「幹細胞治療 効果なし」と検索された方も多いのではないでしょうか、注目度の高い治療法の為、様々な情報が交錯しているのは事実であり、実際に治療を行われた患者様が効果がないと言われている場合があるのも事実であると言えます。残念ながら、どのような治療においても結果が伴わないケースはあります。実際に再生医療である幹細胞治療が効果があるのかどうか?をお伝えさせて頂きます。
幹細胞治療とは
幹細胞治療はヒトの幹細胞を培養し点滴等で体内に投与する事で、様々な病気・怪我を修復・再生させる再生医療です。
当クリニックでは脂肪組織由来の幹細胞を採取し、治療に活用しております。
幹細胞治療の期待出来る効果
・動脈硬化
・糖尿病
・慢性疼痛
・脳・脊髄(脳出血、脳梗塞、アルイツハイマー病,脊髄損傷)
・心筋梗塞
・肺(COPD、間質性肺炎)
・肝臓(肝炎、肝硬変)
・腎臓(慢性腎機能障害)
・血管の若返り
・皮膚の若返り
・エイジング症状全般(更年期障害ほか)
・自己免疫疾患(関節リウマチ、バセドウ病ほか)
・関節の若返り
・歯周病
幹細胞治療が効果なしと言われる理由
1.効果が出るのに時間がかかる為、効果に気付けない
効果が無いわけではありませんが、効果が出るまでには時間(数カ月)がかかる治療ではあります。また個人差が大きい事も特徴で、期待が大きすぎて思った程の効果が得られていないと感じられる場合があります。
こういった事から実際は効果が出ている場合でも幹細胞治療は効果なしと言われる要因であると考えられます。
2.幹細胞の投与回数が必要量に達していない為、治療効果が薄い
幹細胞治療はご自身の幹細胞を培養し、点滴などでご自身に戻す治療で幹細胞を戻す量が多ければ多い程高い治療効果が期待できるとされています。但し効果が高いと言っても一度に投与する細胞数が2億を超えるような場合になると毛細血管への負担が増加し肺塞栓症などのリスクが増大してしまいます。そこで、当クリニックでは安全性と有効性を考慮した結果、細胞数を約1億に設定し投与を行っています。
1度の投与のみでも勿論、治療効果はありますが期待されている治療効果が出るとは限りません。
当クリニックでは患者様の状態に合わせた投与数を提案させて頂いております。
幹細胞治療に即効性はあるのか?
個人差はありますが、幹細胞治療は即効性については期待できません。
幹細胞治療は損傷した組織の修復・再生を行う事で治療効果を期待する治療なので、効果が出るまで数カ月は見て頂く必要があります。
幹細胞治療のメリット・デメリット
幹細胞治療のメリット
・様々な病気・怪我に対して効果が期待出来る
・自身の幹細胞を培養して使用する為、リスクが低い
・点滴などで身体に投与する為、患者様の身体的負担が小さい
幹細胞治療のデメリット
・治療コストが高い
・即効性のある治療ではない
・治療効果には個人差がある
まとめ
・幹細胞治療はヒトの幹細胞を培養し点滴等で体内に投与することで様々な病気・怪我を修復・再生させる再生医療である。
・効果が出るのに時間がかかるので効果がないように感じられるケースがある
・幹細胞は必要に応じた量を投与しないと治療効果が薄い場合がある
・幹細胞は即効性は期待できない(数カ月かけて徐々に修復・再生される)
・治療コストが高い
松山淳記念クリニックの幹細胞治療(再生医療)について
再生医療等を提供する医療機関は、安全性確保の為、その内容(再生医療等提供計画)を提出することが義務付けられています。当クリニックでは厚生労働省が認可した「特定認定再生医療等委員会」による審査をクリアし、厚生労働省より第二種の計画番号を取得した医療機関です。
「生活習慣病に伴う動脈硬化症に対する自己脂肪由来幹細胞を用いた治療」
「再生医療第二種:(計画番号)NA8230002」
細胞を培養する細胞加工施設(CPC)
・培養を投与に合わせてその都度培養するので、幹細胞の高い生存率を誇ります。
・安全性試験として、無菌検査、Endotoxin検査、Mycoplasma否定試験を実施しております。
幹細胞の細胞数と生存率
当クリニックでは投与に合わせた都度培養に加えて、低酸素培養を行う事で幹細胞の多能性保持、分化制御、細胞生存率の向上を図っています。
当クリニックの幹細胞の生存率は97%(平均)となっております。
再生医療の無料相談
様々な病気・怪我の治療に期待出来る幹細胞治療はとても期待出来る治療であります。
当クリニックでは安心して再生医療を受けて頂くために再生医療の無料相談を行っております。
ご来院またはWebにて相談を承っています。
ご予約はお電話または専用ご予約フォームよりお申込み下さい。
電話番号:06-6690-8937